健康コラム
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顎関節症と骨盤の歪み

頭痛や肩コリで来る患者さんの中に、ふと思い出した様に顎のことを話してくるときがあります。顎関節症は何気ない日常の生活習慣から起こる症状で、時間の経過によっても改善することから、気付きにくい症状です。

10代半ばから増え始め20〜30代にピークがきます。特に女性に多く、男性よりも筋肉や靭帯が弱い、精神的なストレスや女性ホルモンに関係があるなど、原因はよくわかっていません。
症状としては、主に5つあります。

1.顎の痛み
2.口が大きく開けられない
3.動かすと音がする
4.噛み合わせの違和感
5.口を完全に閉じることができない


他にしても、頭痛、肩コリ、背中の痛み、耳の痛みや耳鳴りなど様々あります。
顎関節症の治療としては、患部を冷やしたり暖めたり、マッサージをする、顎を動かす訓練をする。痛みが強いときは、薬の投与や器具を使うこともあります。

そして、日常生活での姿勢改善があります。仕事中の姿勢の悪さ、猫背、片側だけで噛む癖、うつ伏せ寝や頬杖をつく、歯をくいしばったり歯ぎしりをしない。
これらを気を付けるだけでも、顎関節症の症状は軽減できます。頭痛や肩コリが、直接顎に対して影響を与えているわけではありませんが、顎や肩の筋肉が緩むと症状も和らぐようです。この事から、矯正による効果も期待できると思います。当治療院のカイロプラクティックは特殊なベッドにより痛みなく、骨盤や背骨の歪みを整えて、顎への負担を減らし場合によっては直接、顎へのアプローチをすることもできます。

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