健康コラム
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「寝違え」について

朝起きて、首に走る激痛。…ツラいですよね。
今回は、そんな「寝違え」についてのコラムをお届けします。

■早めに治すには?
「寝違え」とも「寝違い」とも呼ばれますが、一口に寝違いといっても首〜肩周辺に少しの痛みを感じる場合から、首がまったく動かない場合など、実は症状に差があるのです。
ただ、大きな意味では「首の筋肉の炎症」と考えられますので、寝違えた当日はまず炎症を抑える為、アイスノンなどで冷やし、シップを貼って対処することが早めに治すコツだと言えます。

特に、首を少し動かしただけで激痛が走るような重度の症状の方は、氷やアイスノンなどを直接患部に当てて冷却すると効果が高いです。
その際、低温火傷にはご注意ください。5分冷やして5分間を空ける。これを数回繰り返すといいでしょう。

例えば、足を捻挫した場合、冷やしてシップを貼りテーピングや包帯などで固定し安静を保つと治りが早くなりますが、寝違いやギックリ腰の初期段階も同様に考えて頂いてよいのです。

■なぜ温めない方がよいのか?
患部を温めると、筋肉の炎症が広がり、痛みが増強する可能性が高まります。わかりやすく言うと、火事になっている建物に水をかけずに油を注いでいるのと似た状態なのです。

但し、慢性的な肩こりや首のこりの場合は、筋肉をほぐしてから温めることも効果的なので一概には断言しかねますが、症状ごとにケースバイケースであるのが現状です。

■寝違えてしまったら
忙しくて治療院にかかれないような場合は、まずは上記のように「冷却」「安静」「固定」の3つの原則を念頭に可能な処置を行い、お時間が取れ次第、治療院に行かれることをおすすめします。

ただ、できるだけ治療院にかかり判断を仰ぐのがよいでしょう。また、症状の度合いによっては首の調整が可能な場合があります。
当院の場合ですとカイロプラクティックの手技でケアすることで痛みのとれ具合が格段に早くなるケースが多くございますので、有効にお役立てください。

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