健康コラム
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朝、首肩が辛くなる生活習慣的原因

以前からよく「朝起きたら、首が痛かった。寝違えてしまったようなんですが、寝方が悪いんですか?」と聞かれます。
原因は様々あり、断定することは難しいものですが、今まで朝痛くなった方々の生活習慣を聞いていくうちに、かなり確率が高い原因と考えられる姿勢や生活習慣があることに気づきました。 そして朝、首や肩が痛くなった方や、慢性的に悩む方にその生活習慣を改善するようアドバイスしたところ、かなりの確率で改善され、首や肩が楽になったということなので、その生活習慣を今回は二つばかり上げてみたいと思います。

【1】枕の高さが高い
枕の高さが高いと、極度に首を曲げられたまま睡眠をとるので、夜寝る時は寝やすくても朝になって、首肩の筋肉が引っ張られていたくなったり、首の骨が歪んだり、猫背になったりすることで、アンバランスになり首肩が辛く感じやすくなります。
枕の高さが高くないと眠れなかったり、仰向けで眠る姿勢が辛かったり、違和感があり横を向かないと眠れないなど感じる方は背骨のバランスが悪かったり、どこか潜在的に悪くなりかけている方が多いので、早めのケアをお勧めします。

【2】床やベッドで横になって、テレビを見る。或いは本を読むことがある。

実はこれが一番多いのではないかと考えられ、横になっているので、心身ともに楽だと感じているのですが、実は本を読むためや、テレビの方を向くためにかなり首を曲げていることが多く、そのまま就寝するので、辛いという自覚症状もないまま、朝になって首肩の筋肉に痛みを感じたりすることが多くなります。

私自身も、ある日ビデオを借りて寝る前に2時間ほどベッドで横になったまま鑑賞したら、次の日の朝、首肩にビキッ!!と痛みが出たことがありました。
実際に朝に体が辛いと感じる方の原因として、夜寝る前の数時間の過ごし方に原因がある方が非常に多く、その生活習慣の改善をアドバイスしたことで、8割ぐらいの方が以前より楽になったと聞きます。
また背骨の歪み方によって姿勢や原因に個人差があるので、自分にあった姿勢の改善方法やアドバイスは、専門的に一度みていただいたほうがより良いでしょう。

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