外国の人は「肩こり」はしない。こんなこと聞いたこと、ある方もいらっしゃるかと思います。
日本においては、厚生省が統計を取っている国民生活基礎調査で、女性の自覚症状ダントツ1位になっているのが肩こりなのです。(男性は1位が腰痛、2位が肩こりです)
そのため、日本人からすると信じられない話ですが、本当なのでしょうか。
日本人にとっての「肩」とは?
そもそも肩こりという言葉自体が日本人特有のものなのです。
日本人にとって肩は、「権威」や「威力」を表す事が多い部位です。 肩に関する慣用句もたくさんありますよね。「肩を並べる」「肩身が狭い」「肩で息をする」「肩の荷が下りる」「肩をすぼめる」「肩を貸す」「肩を落とす」などなど、肩を用いた慣用句には、人生や生き様を表す物が多く思い浮かびます。
そこから、日本人の肩への特別な意識が、「肩がこる」という言葉につながっているのでしょうか。逆に「肩こり」という概念がない外国人は「肩こり」知らずでいられるのかもしれません。
日本人と外国人の「骨格」「筋肉量」の違い
また、外国人はもともと日本人よりも骨格が大きく、筋肉量が多いのもひとつのポイントでしょう。
人間の頭の重量はおよそ5〜6s。これはボーリングの球で言えば12〜13ポンドの球に相当します。そんなに重たいものが頭の上に乗っていたら、頚は前方に傾いてもげそうになってもおかしくありませんが、そうならないのは後頸部の筋肉と首のカーブ(生理的弯曲)によって人の身体のバランスが保たれているからです。
そこで話を戻して考えてみると、筋力量が多い外国人は、それだけ首〜肩まわりが疲れづらい。というところに至るわけです。
肩こりを解消するには
では、なで肩体型が多い日本人が肩こりを解消していくためには、どうしたらいいのでしょうか。
まとめ
他にも、「うなずく」「正座をする」「着物を着る」など、文化や慣習の違いも考えられます。今から外国人にはなれませんが(笑)、肩こりを解消する、肩こりのしづらい身体に改善していくことは、今すぐに始められますよね。
ストレッチや体操も数々紹介されていますが、まずは当院で骨格バランスをチェックし、カイロプラクティックで根本の歪みから改善していきましょう。
「肩こり」のことなら、西荻窪北口接骨院へ